「私道負担」と「セットバック」の違いとは?

2022.09.02

 

 

こんにちは🐩

アルカンジュ不動産です🏠

 

土地を探していると不動産の情報サイトに「私道負担あり」や「要セットバック」と書いてあるのを見たことはありますか?今回は「私道負担」と「セットバック」についてや違いを解説していきます!土地購入で費用に関わる部分になりますのでご参考のしてみてください✨

 

私道負担とは?

 

まずは私道負担とは、敷地の一部分を道路にすることです。建築基準法では、県市区物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければならないという決まりがあり、これを「接道義務」といいます。

道路には種類が2つあります。

 

「公道」…国や地方自治体が所有している道路

「私道」…個人や団体などが所有する道路

 

大きい道路やたくさんの人が行きかう道は、ほとんどが公道となっていて国が維持管理をしています。私道は個人が所有しながら維持管理を行わなければならない道路です。建物を建てる際は接道義務があるため、道が狭いまたは道がない場合は私道を作って条件を満たさなければなりません。それに伴い道路の整備や固定資産税の支払い、水道管などのインフラ設備などを行います。

課税については※通り抜け私道など一定の条件を満たした場合は、非課税になる可能性があります。

※通り抜け私道…公道と公道に接続し不特定多数の人が通行に利用するもの

 

 

セットバックとは?

 

セットバックとは、土地の境界線から一定の間隔を確保して建物をたてることをいいます。セットバックは前面道路の幅を広げて接道義務を果たすために行われるのが一般的です。接道義務は建物の土地の道路に2m以上接していなければならないといったルールを指します。

また接する道路に対しても明確な基準があり道幅4m以上のもののみが正式な「道路」です。ただし建築基準法第42条第2項では条件を満たすものを2項道路(みなし道路)と呼び例外的な道路とみなしています。

 

建築条件第42条第2項

 

⓵幅員4m未満

⓶建築基準法施工以前から道路に面する建物がある

⓷特定行政庁の指定を受けている

 

道路の幅員が極端に狭いと家事が起きたときに救急車が入れません。住民一人ひとりがセットバックに協力をして十分な道路を確保することで、地域の価値を高めるための必要なこととなります。

 

 

私道負担とセットバックの違い

 

私道負担はまとめると購入しようとしている土地に私道が含まれていることをいいます。私道という名前ですが道路なので自由に使うことはできません。

建物はもちろん門扉やカーポートなども設置はできませんし、道路の整備等の負担がある可能性もあります。私道の状況は土地によって違うので不動産業者に詳しく確認が必要です。

セットバックを簡単にまとめると「幅員4m未満の道路があるときにその道路に接している土地を敷地側に後退させて、道幅を4m以上にしましょう」という決まりごとのことをいいます。

しかし古くからある土地には4m未満の道路がたくさんあります、その場合は既存の建物があるうちはそのままでも大丈夫だが、建て替えをする際は必ずセットバックをしなければならないと定められています。

 

このように「私道負担」と「セットバック」は全く違った意味となります。

 

まとめ

 

それぞれの違いについて解説しましたがいかがでしたか?土地探しをするときに是非ご参考にしてみてください!

 

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