市街化調整区域とは?市街化区域の違いも!

2022.09.16

 

 

こんにちは🐩

アルカンジュ不動産です🏠

 

 

不動産の情報サイトで「市街化調整区域」と書いてあるのを見かけたことありませんか?この記事では「市街化調整区域」とはなにか、また「市街化区域」との違いについてなど解説していきます!

 

 

市街化調整区域とは?

 

まず市街化調整区域とは市街化を抑制する地域で住宅や施設の建設などの目的とはしないため、原則建物を建てることが認められてない地域をいいます。例として田舎の風景に合わないビルや商業施設をそこに建ててしまうと住民から苦情が入ってしまいます。森や林・田んぼや畑の土地を開発せずに自然を重視することが市街化調整区域としての分類です。

ここで大きな特徴を3つ紹介します。

 

⓵市街化調整区域の開発制限

市街化調整区域は建物を建てたり、土地開発をするときにはさまざまな制限かかかってきます。基本的には新しい建物は建てられない場所というのが台帳的な制約なので、既存している家の建て替えや増築・リノベーションに関しても原則は許可が必要です。

例として現在、市街化調整区域の家に住んでいるが古くて家族全員が住めない場合は自治体に開発許可申請をしたり建設許可をとる必要がでてきます。また登記簿謄本で自分が所持している土地が「宅地」になっているのかを確認もしておきましょう。

もしも登記簿謄本の地目に「農地」と書かれていた場合は、農地としてのみしか売却をすることができません。手間にはなりますが、その中でも開発が認められている領域もあるのでどうしてもそこに建物を建てたいのであれば確認をしましょう。

 

⓶インフラの整備が不十分

市街化調整区域というのは本来住宅として推奨されている土地ではないので、自然や資源を守るための地域であるとう認識が大事です。そのため※インフラが整備されていなく、今後も整備をされる保証もないということを覚えておかなければなりません。

※インフラ…「インフラストラクチャー」の略で、生活していくための電気・水道・ガス・道路・鉄道・病院・学校などを指します。

市街化調整区域ではこのインフラの設備がしっかり確保されていないのが特徴です。災害時も道路が崩れてしまい、生活インフラがすべて止まってしまったという事例もあり、ほかに人が住んでいればライフラインの遮断は重大な課題となります。

 

⓷日常生活で必要な設備がない

日常生活で必要といえるのがスーパーやコンビニ、娯楽施設などがありますが市街化調整区域ではこういった施設がありません。

たとえ売却価格を下げたところで生活しにくい環境だったり、なかなか買い手がつかない状態が現状としてあります。

 

 

市街化調整区域と市街化区域の違い

 

市街化調整区域は上記をまとめると基本的には家を建てたり、環境を変えることのできない区域をいいます。

市街化区域はすでに市街地を形成している区域、また今後10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のことをいいます。市街地とは住宅や商店・ビルなどが立ち並んだ賑やかな土地で、農地や森林などはありません。

 

上記で比べると市街化調整区域は住宅が建てられないイメージがありますが、100%建てられないわけではなく最近では各自治体ごとに、市街化調整区域内でも規則の緩和が進められています。幹線道路沿いのガソリンスタンドやコンビニのように公益上必要な建築物や世帯分離のための住宅などの開発可能な特例もあります。

 

 

まとめ

 

今回は市街化調整区域について解説しましたがいかがでしたか?より詳しく知りたい、市街化調整区域の土地を持っているけどどうしたらいいかわからないなど、ご相談ございましたらお気軽にアルカンジュ不動産までご連絡ください🐾

 

 

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